Willcom D4を買った

Willcom D4
買ってみた。お値段128,000円。
数時間弄った感想などを箇条書きで。

■小さい

比較図。わかりにくいかもしれないが、新型PSPより一回り大きい程度のサイズ。ちなみに画面ではニコ動を流している。
スマートフォン、ましては携帯電話等と考えてしまうと論外なサイズだが、ノートPCとして考えると破格の小ささ。これがUMPCというものか。

■見やすい
1024×600(WSVGA)の解像度を5インチの液晶に詰め込んでいる。店頭などの、現物との距離がある場所では狭く感じる画面であるが、実際の使用時の距離まで持ってくるとその高精彩な描画には目を見張るものがある。字が見にくいということはない(ブラウジングをする限りは)。長時間使用時の疲れ等の感覚はわからないが、ファーストインプレッションはまずまず。


■動作速度はそこそこ
重い重いと悪評を食らっていた動作速度だが、なんのことはない。思った以上に軽快に動く。
アプリケーションはまだそれほど動かしていないが、通常のエクスプローラ操作範囲では動作がもたつくなどは気にならないレベルだろう。Aeroありでも軽快。


ポインティングデバイスは文句なし
本体右のイルミネーションセンサーが想像以上の使い心地のよさ。親指一つがマウス代わりになるのだが、なかなかポイントをあわせにくい等ということもなくスムーズに動作する。指やタッチペンを用いるタッチパネルの精度も問題ないレベル。ためしに本体付属のスライスタでおえかきBBSをいじってみたが、意外にいけるかもしれない。

マウスの左クリックに相当する操作が三つ(画面左の右・左クリックボタン。画面タッチ。画面右のイルミネーションセンサータッチ)あり、状況に応じて押すものを適当に選べるのは良い。


■キーデバイスは文句あり
相当に苦しい。アドエスのようなキーボードがついているが、両手で持った状態で押すには親指が中央部分のキーに届きにくく押しにくい。
机において両手でタイピングするのはさらに苦しい。とにかくキーサイズが小さく、通常のタイピングポジションでは扱いにくい。これでブラインドタッチが出来る人間はよく訓練されたWillcomファンとしか言いようがない、という話はともかく、指の細さと長さに自信がある人でないとまともに使えないレベルである。


■音は論外
モノラル出力、さらに液晶の背面にあるためにくぐもった音になる。ヘッドフォン出力もあるが、HDDのシーク音かファンのノイズかは分からないが、雑音が酷い。アドエスのヘッドフォン出力の音が良かった(44khz.exe適応後)だけにとても残念。


■熱い・うるさい
熱い。起動しただけで、本体背面は触りたくないくらいにまで熱くなる。長時間起動していると、両手でつかむ部分まで熱くなっていく。持てないほどでもないが、指が汗ばむかもしれない。
そしてうるさい。静かな室内ではそのファン音が耳にさわるだろう。電車の中で使える程度のうるささかどうかは、一度試してみないと分からない…。


■通信はPHS
言うまでもないが広域通信はPHSだけ。ニュースサイト程度であれば問題ないが、FlashSilverlightを多用しているサイトは苦しい。動画サイトなどはもってのほか。
ただ、家においては無線LAN。電車の中も無線LANが使える場所は最近増え、レストラン・喫茶・ファストフード店や公共の場所でも無線LANが使用可能な場所は多い。
無線LANが可能な場所においては、無類の快適さ。ニコニコ動画であろうがYouTubeであろうがサクサクアクセス可能(通信速度という意味では)。


■今のところの感想
この小さな機械でVistaが動く。という点でまず感慨深く、とても嬉しい。この小さな機械で何をするのかはともかくとして、その存在そのものに惹かれて購入した人にとっては大当たりと言えるかも知れない。


続く。


現在のチェーンナップ
・ウィルスバスター2008アンインストール
UAC解除
・自動更新停止。更新通知停止。更新警告停止。
JWORD削除
Windows Defender無効化
・HDDインデックス化無効化
・Terminal service無効化
Windows Search無効化
・WindowsUpdate