CivilizationⅣでマルチプレイをすること

tie_gm2006-08-08

というわけで、初めてのターンベースシミュレーションのマルチプレイ。
HamachiのVPNの優秀さのおかげで、極めて安定したインターネット身内対戦が可能なのである。

以下に簡潔レポート。本格的なのはいずれの対戦で。

さて、対戦のメンツは俺、やべっち、Knk、恩D。
本来は柳（シバティ）も入るはずだったのだが、ルータのブロックが原因か、プレイ出来ず。残念ながら４人での対戦となった。

俺とやべっちはマルチ二回目。特に俺はPS版Ⅱからやっているので年季だけはある。Knkと恩Dはこのゲーム自体がまだ初心者状態。なので練習がてら軽くやってみることに。

マップ：パンゲア、小、温暖、並、200ターン制限、速度普通（間違えた…）でプレイ。

文明の曙

文明選択はインド。指導者はガンジー。
初心者ばかりなので、どうせまったり内政プレイになると思い思い切り内政型指導者を選択することに。

初期配置はここ。
資源は少ないものの、川＋湖で丘もある。バランスのいい大都市を育てられそうだ。
内政志向といいつつ、いきなり陶器を研究開始。つまり陶器→青銅器（斧戦士、槍兵）→鉄器→剣士生産（ﾟ∀ﾟ）！の戦争まっしぐらテクノロジー。いかん、普段のクセがついつい……ふふふ。
北と東に海が見えるということは…パンゲア大陸の東端かな？戦略的な配置にはよさげ。

しばらく探索を続けていると…ついに最初の文明に接触！

…やべっちのドイツかよ！
いきなり最強の相手と接触をすることに。
しかも首都同士がかなり近い。自国の位置を考えると、内陸部への進出を妨害される場所に位置していることになる。
とりあえずいずれ滅ぼすこと決定　決定ったら決定
しかし

やべっち「同盟結びましょうよ！」
俺「いいとも！」

ああ、哀しき（将来）無実の同盟。
アルファベット開発後、互いにあらん限りの技術を交換し合う。一気に世界第一位と第二位の国家になる俺とやべっち。うひゃひゃまいうー。今のうちに甘い汁は吸えるだけすっておけ！

とりあえずこれで防衛の心配は無くなったということで、一気に内政よりの国政に切り替える。ちなみに鉄は第二都市西部にあっさりと発見された。これでいずれ剣士の量産が可能となる。
Knk、おんでーの領土をそれぞれ発見。それぞれパンゲア西端と内陸西部に位置しているが、今のところ利害はない。
この時点でのスコアは一進一退。ほぼ横並びであった。

クリア後に判明した、初期配置。

[軍靴の音が聞こえる]

第三都市を建設し、一気に世界遺産建設ラッシュに。ピラミッド、完成。ストーンヘンジ、完成。ロードス島の巨神像、完成。空中庭園……完成１ターン前に完成させられた。がっでむ！アレクサンドリア図書館…また１ターン前にやられた！誰にだ！？やべっちのドイツだ！システィナ大聖堂…またやべっちか！

やべっち「うへへ　もらいました」

ぶち

ここにきて、都市数が多い他に徐々に点差が付けられ始める。世界遺産建築に全力を傾けていたせいで、生産力が遅れ気味。人口は１位で、文化力も１位だろうが生産力４位、GNP４位、技術は恐らく２位とかなり劣勢。さてどうしたものか。

残り70ターン！という表示が出る。早い、早すぎる。さすがゲーム速度“普通”。代えればよかった……
この時点でトップのKnk、やべっちとの点差は200近く開きつつある。このままでは勝ち目はない。２位は狙えなくはないが、１位にはなれない。

と、なると…やることは唯一つ。

全都市の生産を直ちに剣士に切り替える。同時に研究を建築学（カタパルト）に。さらに国家体制を「警察国家」とする。社会制度の変更は全世界にアナウンスされるけど、どうせだれも聞いていないだろー（希望的観測

着々と数が整う我軍。

と、何度目かのやべっちからの技術交換の打診が。

…見事にこっちに渡せる技術がない。それでも無償で片っ端から技術を交換台に乗せてくれるやべっち。申し訳なさ過ぎるので、一つも受け取らないで交換を終了する。欲しかったなぁ…い、いや、今から滅ぼす相手から技術を無償でもらってどうする！

やべっち「………？」

こっちが個別チャットでいきなり沈黙したから、やべっちもいぶかしんでいる。これは…まずいかも。はやくプロジェクトを進めなくては！

〜プロジェクト・ジャイアニズム〜
概要：やべっち相手に戦争戦争戦争戦争戦争！！
目標対象：やべっちの全都市の併合。降伏は聞かない。
目標時間：30ターン。

つまり、一言で言うとやべっちを裏切って後ろから刃物を突きつけて奪うもん奪って泣き喚こうが命乞いしようが逆さにして振って金が出なくなるまで突き進むということだ。悪魔め。

考えられる展開は、こうだ。
１：恐らくやべっちへの進軍は上手くいく。２：点数的に見て、やべっちの都市を全て併合したとしても、ろくに成長させないようでは１位のKnkには並ばない。
３：おんでーとKnkの軍事力は無傷。かつかなりの規模。１位と２位。４：攻めきって疲弊したところを二人に見せたら終わり。
……つまり、やべっちをなぎ倒し次第、全兵力で最前線の防御を固めて、後方の町でひたすら文化力生産してスコアで逆転するしかない。やべっち隣国のおんでー一国ならなんとかなるが、Knkが参戦すると…いや、大丈夫だろう。遠いし。

剣士を全力で生産しつつ、ターンを急ぐ。攻撃開始は残り50ターン。早すぎると本国侵攻のリスクが高くなる。
58、57、56…剣士ばっかりつくっている我がインドはどんどんと点数が下がっていく。はやく！はやく！ハリーハリーハリー！！

[カタパルトは強かった]

51…50ターン！

ぱんぱらぱぱ〜〜ん　どんどん

tieがやべっちに宣戦を布告しました！

主の国の悪逆非道（多分）ぶり、我が国への非礼（むしろ好意）の数々、もう見過ごせぬ。現時刻より24時間を持って全ての外交官の特権を剥奪する！直ちに退去せよ！
やべっち「ぎゃーーーーー」

今か今かと戦いを待ちわびていた幾千の剣士が、国境線を越えてやべっち王国になだれ込む。農場を蹴散らし、小屋を破壊しながら…目指すは首都ベルリン一直線（……）！！
ベルリンに隣接、敵の防衛状況が判明する。兵力４、町防御＋60％か…こちらは剣士10体のみ。きつい。落せないことはないが、同時にこちらの戦力も激減する。
予定通り、兵力の三分の１を第二都市に向かわせる。無論攻めるのではなく、牽制だ。
カタパルトが到着するまで、包囲戦をすることに。ベルリン周辺の建造物を片っ端から破壊し、内部を疲弊させ、住民に反乱を促す。たまに遠方より敵が来るが、散発的だ。ことごとく撃破。

ここにきてようやく本国よりカタパルト部隊が到着。いよいよ城攻戦だ。砲撃によりベルリンの防衛力を下げていく。防衛力が下がりきったところで、カタパルトによるダイレクトアタック。カタパルトは同じマスにいる全ユニットに同時にダメージを与えられるのだ！

ついに占　領
膨大な額の収入を得られた。
直ちにベルリン鎮圧隊および防衛軍を除き、全軍で第二都市ハンブルグに侵攻。カタパルトは強かった。まもなく陥落、占領。

ここにきて、順位はKnk１位、おんでー２位、俺３位、やべっちは４位に転落…まだKnkと200点以上の差がある！

残りの都市の攻略を急ぐ。
本国では次々と剣士およびカタパルトを量産。前線へ兵を送り込む。もはや研究費は３０％まで下がった。とことんやるしかない。

第三都市ミュンヘン急ぐと…あれ？イギリス？？

ぱんぱらぱぱ〜〜ん　どんどん　　！？？

tieがイギリスに宣戦布告しました！

なんだとぉぅぅぅぅぅぅ！？？

やべっち「tieを一位にさせはしない！（任せましたKnk先輩）」

そんなバナナ！

どうやらやべっちはKnkイギリスに侵攻直前の町を無償提供し、Knkが俺へと攻撃を行う大義名分を作ったようだ！うそーん！

直ちに第三、第四都市を占領し、ドイツを滅亡せしめるものの……きた、西の勇にして最大勢力Knkイギリス。
相手は対カタパルト+50%、先制攻撃無効という強力なユニット弓騎兵。それが１，２，３，４、…７，８、………１１、……

よく兵は戦った。しかし城外から降り注ぐ無数の矢に対抗できるわけも無く、次々と地に倒れる剣士。もとより城攻めの際の手負いの兵たちだ。戦う力はない……さようなら第８都市ケルン。

この時点で１位はKnk　２位俺　３位おんでー。残りターンは16。

考えろ、考えるんだ……16ターンでKnKが侵攻出来る場所は…ミュンヘンか。ベルリンはかろうじて免れる…か？
ミュンヘンを捨ててでも、全力で内政に励めばスコアではトップになれる！

ただちにミュンヘンより剣士を出撃させ、道路を破壊する焦土作戦に移る。そうすれば少しでも侵攻を遅らせられる…と思ったその矢先。

ぱんぱらぱぱ〜〜ん　どんどん　

おんでーがtieに宣戦布告しました！
うそだ！何故KnKを攻撃しない！？１位になる気はなくしたな！これだから身内プレイはっ！

鬼スタック二人。
……………負けたかな。

おんでーの軍象による攻撃。耐えられるわけも無く、あっさりと陥落。くそー。
おんでーがミュルヘンを落したことにより、KnKの全軍がベルリンに到達出来るようになってしまった。ターン的に、１ターンだけ攻撃のチャンスはある。
……………おんでー。

弓騎兵による一軍＋多種の歩兵による二軍の二段構えのKnK軍。大量スタックのおんでー軍。迫るベルリン。
こちらはあらん限りの力を用いて長槍兵（騎兵種に+100％ボーナス）の配備を急ぐ…が、十分な数が間に合わない。といいながら本国では未だに文化力の大量生産中。
終わったかな……と思ったその矢先。

おんでーの全軍がKnKの侵攻軍に襲い掛かる！！壊滅する両軍。
(　ﾟДﾟ)

(ﾟДﾟ)

…………

勝利。
いや、全く最後の最後で救われた……あのままベルリンが落ちたら、KnKが１位になっていた。
仮にKnkがおんでーに攻め入っていても、余力のない俺は2位だっただろうし。
おんでーの選択肢は、全力を持ってKnKを打ち倒すことだった気がしたが……
最後の最後でKnK軍に攻撃！というのは………ははは…………まあ勝利（*´ー`)

戦争前

戦争後