将を射んとすればまずは…

将から射るべし。

等と、鋼の錬金術師エドが言っていた気がする。


突然ながら、3DCGを始めた。
「死ぬまでに一度はやってみたい」とは誰かさんの言葉で。一度だったら飽きたら終わりだから、何度かチャレンジしようぜというわけで早速手をつけた。


使用するソフトはBlender。別にメタセコイア等の有償ソフトでも良かったのだが、3DCGをやるぞと思い立ったが吉日、その場で一番に簡単に手に入るソフトがこれだった。OpenSourceだというのが素晴らしかったというのもある。Pythonで書かれているというのも良い。マルチプラットフォームも魅力的だ。後半に行くにつれ適当。


さて、では何を作るかと言うと…

3D初心者のお供の雪だるま?
グラス?
建物?


知らん。いきなりハイポリゴンに挑戦だ。遠回りするのは性に合わない。使い方はやりながら覚える!
まさに「将を射んとすれば、まずは将から射るべし」


とりあえず顔の原型ラフを書いて…
(汎用的なモデルにしたいので無特徴)

ごりごり作成。ひたすらポリゴンを作っては伸ばしていく作業。

ここまでで2週間くらい。
後2,3週間は延々と顔を弄ることになるのかもしれない。あまりにも顔は難しい…。


とりあえず覚書
・差分保存しまくれ。マニュアルを精読(どころか通読すら)していないせいで、何か変なオプションがONになると戻せない!
・ポリゴンを増やすと形を整えるのが困難。最低限のポリゴンで物は作らないとね。
・全方向から見ても違和感が無い顔、ってのは難しいのかな? 以前、「らぶデス、いいんですけど顔を下から見ると怖くて」と言ったら「人間だって下から見たら怖いよ」と返され、なるほどと納得したものだ。らぶデス2は常にカメラをフォーカスするように顔を向けることでその問題も解決しているみたいだし。ある程度(あるいは、大分)は妥協の予定。


さてBlenderだが描画が明らかに遅い。遅いというよりも、つっかかりがあるような3D処理。デフォルトのグリッド表示時でさえ、カメラを回転させると重い。Geforce8800GTXの性能的に力不足ということは有り得ないはずなので(まぁ、BlenderOpenGLでの描画なので若干パフォーマンスは落ちるかもしれないが)、ドライバの問題の気がする。
この先ポリゴン数が増えていくときに少し気になる問題である。

レンダリングする際に何スレッドで処理を行うかがワンタッチで選択できるあたり、さすがオールインワンのプロ仕様ソフトだと思った。


さて、飽きずにどこまで続けられるかな。